こんにちは、あやこです。今回は生命保険の営業職、いわゆる生保レディの労災について詳しくお話ししていきます。私は、生保レディとして働いて4年目になります。
今回は、生保レディは労災が適用されるのか?厚生年金に入れるのか?について解説します。
生保レディの労災適用・厚生年金加入は会社との契約次第
生保レディの仕事は、外回りが多く、交通事故などのリスクも高くなります。そのため、労災保険の適用があるかどうかは、とても重要な問題です。
また厚生年金についても、老後のことを考えると軽視できない重要な要素ですよね。
ただ、生保レディに労災の適用と厚生年金の加入については、一概に言えません。それぞれの会社との契約内容によって変わってくるのです。
完全歩合制の場合
完全歩合制で働いている生保レディは、個人事業主として扱われることが多いです。この場合、残念ながら労災保険は適用されませんし、厚生年金の加入もできません。
つまり、仕事中にケガをしても、労災を使っての治療は受けられないのです。また、休業中の補償もありません。
入社当時は労災のことなんて考えもしませんでした。でも今思えば、知らずに過ごしているのはとてもリスクが高いですよね。みなさんも、契約内容をしっかり確認することをおすすめします。
厚生年金については、個人事業主は加入の対象外となるため、国民年金に加入することになります。(老後のことを考えると、少し不安要素ですね)
社員として扱われる場合
一方で、社員として扱われる生保レディの場合は、労災保険が適用されますし、厚生年金にも加入できます。これは、一般的な会社員と同じ扱いになるということです。
例えば、朝日生命のライフコンサルタント(生保レディ)の採用サイトには、
健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険(それぞれ2月目より適用)
朝日生命 ライフコンサルタント 採用サイトより引用
と明記されています。このように、はっきりと記載してくれている会社は信頼できますね。
生保レディの労災適用・厚生年金加入の確認方法
生保レディとして働く際に、労災保険が適用されるかどうかを確認することは非常に重要です。以下の方法で確認してみましょう。
- 雇用契約書の確認:まずは、会社との雇用契約書をしっかりと読み込んでください。労災保険の適用や雇用保険の加入について記載があるはずです。
- 人事部門への問い合わせ:契約書に記載がない場合や、よくわからない場合は、遠慮せずに会社の人事部門に問い合わせてみましょう。
みなさんも、しっかり確認することをおすすめします。
労災が適用されない・雇用保険に加入できない場合の対策
もし、労災保険が適用されない・雇用保険に加入できない契約だった場合でも、諦める必要はありません。自分で対策できることもありますよ。
個人で保険に加入する
労災保険の代わりに、個人で傷害保険や所得補償保険に加入することをおすすめします。これらの保険に加入しておけば、万が一の事故やケガの際にも安心です。
またiDecoなどに加入しておくと、将来の不安を少し和らげることができます。
会社と交渉する
場合によっては、会社側と交渉して、労災保険を適用し、厚生年金の加入をさせてもらえる可能性もあります。
つまり、社員として雇い入れてもらうということです。
特に、契約をたくさん取れるようになって、あなたが会社にとって欠かせない人材になれば、交渉の余地は十分にあります。
私の友人に、最初は完全歩合制の契約でしたが、成績が良くなってから会社と交渉して社員にしてもらった人がいます。かなりレアケースですが!
自分の価値を高めることで、こういった面でも待遇が良くなる可能性があるんですよ。
まとめ:生保レディの労災・厚生年金は雇用形態によって異なる
生保レディとして働く上で、労災保険の適用や厚生年金の加入は非常に重要な問題です。会社によって対応が異なるため、自分で確認することが大切です。
- 雇用契約書をしっかり確認する
- 不明点は人事部門に問い合わせる
- 労災が適用されない・厚生年金に加入できない場合は個人で保険に加入する
- 自分の価値を高めて、待遇改善の交渉をする
以上について頭に入れておき、自身でできる最大限の努力をしておきましょう。
労災の適用や、厚生年金への加入は、決して侮ってはいけない重要な要素です。あなたの雇用形態をしっかり確認して、あとで「こんなはずじゃなかった」という思いをしないよう注意しましょうね!
コメント