こんにちは、あやこです。
生命保険の営業職、いわゆる「生保レディ」。華やかなイメージがある一方で、厳しい世界でもあります。そんな生保レディの世界に足を踏み入れる前に、多くの方が参加するのが「勉強会」です。
今回は、この生保レディの勉強会について知っておくべき重要な点をご紹介します。
生保レディの勉強会の実態とは?
生保レディの勉強会と言えば、保険の知識を学ぶ場所というイメージがあるかもしれません。確かにそういった側面もありますが、実は別の目的も隠されていることがあるのです。
多くの場合、この勉強会は「一般課程試験」の受験対策が中心となっています。一般課程試験とは、生命保険を販売するために必要な資格試験です。つまり、勉強会に参加することで、あなたは知らず知らずのうちに生保レディになるためのレールに乗せられている可能性があるのです。
私も最初は単純に保険の知識を学べると思って勉強会に参加しました。でも、気づいたら「受験→合格→販売開始」というレールに乗せられていたんです。慎重に判断することが大切だと痛感しました。
生保レディの勉強会に参加する際の3つの注意点
1. 友人からの誘いにも要注意
生保レディの勉強会に誘われるケース、実は友人からが多いんです。でも、ここには落とし穴があります。
あなたが勉強会に参加して生保レディになれば、誘った友人にインセンティブが入る仕組みになっていることが多いのです。つまり、友人があなたを成績アップのために利用しようとしている可能性があるということです。
もちろん、すべての友人がそうだというわけではありません。でも、安易に信用せず、しっかりと自分で判断することが大切です。
私も友人の紹介で生保レディになりました。今では満足して働いていますが、友人関係にヒビが入るケースも見てきました。友情と仕事は別物だと心に留めておくべきですね。
2. 年金の扱いに注意
勉強会の期間が長期にわたる場合、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
例えば、勉強会の期間が数日から1ヶ月に及ぶ場合、実質的に雇用されているような状況になることがあります。そうなると、あなたの年金の変更手続きがされている可能性も出てくるのです。
もし勉強会だけ参加して生保レディにならないと決めた場合、変更された年金の設定がそのまま放置されて、未払いの状態になってしまうこともあります。これは将来的に大きな問題になる可能性があるので、注意が必要です。
年金のことまで考えが及ばず、後になって慌てた知人がいました。勉強会参加後は、念のため年金事務所に自分の状況を確認するのが賢明だと思います。
参考記事:生保レディは労災適用されるの?厚生年金は?それは会社との契約次第で変わります!>>
3. 甘い誘いには裏がある
「勉強会に参加するだけで数万円もらえる」なんて、とってもお得な話に聞こえますよね。でも、こんなうまい話には必ず裏があると考えたほうがいいでしょう。
なぜ保険会社がそこまでして勉強会への参加を勧めるのか、よく考えてみてください。彼らは営業のプロです。あなたを口車に乗せて、知らない間に望んでいない状況に陥らせる可能性があります。
甘い言葉に惑わされず、冷静に判断することが大切です。
「どうして保険会社側は、こんなに旨味のある話をもちかけてくるのか?」についてしっかり考えれば、適切な判断ができるはずです。
まとめ:生保レディの勉強会、参加する前に慎重に判断を
生保レディの勉強会は、単なる学びの場ではなく、あなたを生保レディにするための入り口となる可能性があります。もし本当に生保レディになりたいのであれば、勉強会は良い機会になるでしょう。
ただ、生保レディになる気がないのであれば、最初から勉強会に参加しない方が賢明です。「参加するだけして結局生保レディにならない」という結果になれば、勧誘してきた友人のメンツも潰してしまうことになりかねません。
大切なのは、自分の意思をしっかりと持ち、冷静に判断することです。生保レディになること自体が悪いわけではありません。
問題なのは、なるつもりがなかったのに、騙されたような形で生保レディにさせられることなのです。
勉強会への参加を検討している方は、この記事で紹介した注意点をよく考慮し、慎重に判断してください。あなたの人生の選択が、十分な情報と冷静な判断のもとでなされることを願っています。
生保レディの仕事に興味がある方は、基本的な情報や心構えについて別の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
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