こんにちは、あやこです。今回は生命保険の営業職、いわゆる「生保レディ」の初任給について、私の経験を交えてお話しします。
生保レディの初任給の実態
生保レディの初任給は、一見すると魅力的に見えることがあります。
主婦が未経験ではじめるのに、こんなにもらえるの?と感じることも。
しかし、その金額がずっと続くとは限りません。私の場合、最初は20万円ほどでしたが、契約のノルマ達成ができずに、2年目には16万円、3年目には12万円程度にまで減少してしまいました。
初任給の罠
多くの生保会社は、新人を惹きつけるために無難なの初任給の金額に加えて、とても魅力的な福利厚生を提示することが多いです。しかし、これはほとんどアテにならないと言っても過言ではありません。
Yahoo知恵袋の書き込みをご紹介すると、ある生保レディの方は、初任給が手取り22万円だったにもかかわらず、1年経過した時点で契約が取れず、手取り16万円にまで落ち込んだそうです。
最初は22万手取りの給料でしたが、今は契約が取れない+諸費用などが引かれ16万になってしまいました。
Yahoo知恵袋より引用
初任給の金額だけで判断するのは危険です。私も高めの初任給に惹かれて入社しましたが、現実はかなり厳しかったです。もっと慎重に選べば良かったと後悔しました。
生保レディの給与システム
生保レディの給与は、基本的に成果主義です。つまり、契約が取れるかどうかですべてが変わると言っても過言ではありません。
固定給と歩合給
多くの場合、給与は固定給と歩合給の組み合わせになっています。しかし、固定給は年々減少していく傾向にあり、歩合給の比重が高くなっていきます。
ノルマの存在
契約のノルマは非常に厳しいものがあります。ノルマを達成できないと、固定給が減額されたり、最悪の場合は解雇されることもあります。
ノルマのプレッシャーは本当に大きいです。毎月の契約数を気にしながら生活するのは、精神的にもかなりきつかったです。
参考記事:生保レディの給与の仕組みと稼ぎ方|現役4年目生保レディが解説します>>
生保レディの初任給を下げられないようにするには?
生保レディの給与が下がってしまい、初任給よりも低い金額で働くことになってしまう原因は、ただ一つです。
それは、契約ノルマを達成できていないからです。
いかに自分がノルマを達成しやすい、精神的にも働きやすい職場に出会えるかどうかが大切になります。
関連記事:生保レディのノルマの実態と乗り越え方 – 4年目の私が経験から語る>>
職場環境の重要性
人間関係が良好で、職場の雰囲気が自分に合っている環境に身を置くことが大切です。そうすることで、メンタルヘルスを保ちながら、営業成績も上げやすくなります。
初任給の金額だけで入社する保険会社を判断するのではなく、長期的な視点で自分に合った環境を選ぶことが重要です。
初任給の変動要因
初任給が変動する主な要因には以下のようなものがあります:
- 契約達成率
- 会社の業績
- 個人の営業成績
- 経済状況
私の場合、最初の半年は固定給が維持されましたが、その後は徐々に減少していきました。ただ、コミュニケーション力を磨いて契約が取れるようになってからは、歩合給で全体の収入はむしろ増えています。初任給にこだわりすぎないことが大切だと実感しています。
初任給だけで判断するべきじゃない例を紹介
生保レディの初任給は会社によって大きく異なります。いくつかの会社の例を見てみましょう。
- A生命保険会社:固定給18万円 + 歩合給
- B生命保険会社:固定給15万円 + 歩合給
- C生命保険会社:固定給20万円 + 歩合給
これらの数字を見ると、確かにC生命保険会社の初任給が魅力的に映るかもしれません。しかし、先ほども述べたように、この金額が継続するとは限りません。
一見、固定給が低くて入社する気になれないB生命保険会社について、実は一番職場の雰囲気が自分にあっていて、伸び伸びと仕事ができる環境だったとします。
その場合、長く働くうえで精神的にも健康に保つことができますし、営業成績が良いために、歩合給の部分でさらに15万円を稼ぐことになり、他社に入社していた場合に比べて圧倒的に稼げる、というパターンもあるのです。
とにかく、心身ともに長く働ける環境かどうかが重要です!
生保レディの初任給以外の企業の判断基準
生保レディとして長く働くためには、企業が提示している初任給の金額以外の要素も重要です。
福利厚生
育児との両立や、ワークライフバランスを保つためには、福利厚生の充実も重要な判断基準になります。
ただ、企業がHPなどで公開していたり、勧誘時に提示される福利厚生については、実態とかけ離れていることも多々ありますので、ご注意下さい。
関連記事:生保レディの福利厚生:知っておきたい実態と家庭との両立のポイント>>
キャリアパス
将来的にどのようなキャリアを歩めるのか、会社の方針や先輩社員の状況なども参考にしましょう。
入社するまえに、できるだけ従業員の方の話を聞きだすようにしてください。話のどこかに本音が隠れて居たりしますからね。
研修制度
新人教育や継続的なスキルアップのための研修制度が整っているかどうかも、重要なポイントです。
福利厚生や研修制度は、思った以上に大切です。特に子育て中の方は、しっかりチェックしておくといいですよ。
関連記事:生保レディの研修期間は何か月?どんな生活?経験者が解説します>>
コミュニケーション力の向上
生保レディとして成功するためには、コミュニケーション力を磨くことが不可欠です。お客様との信頼関係を築き、適切な提案ができるようになれば、契約を取る確率も格段に上がります。
コミュニケーション力を磨いてからは、本当に仕事が楽しくなりました。お客様との会話も弾むようになり、自然と契約も増えていきました。努力は必ず報われます!
まとめ:生保レディは初任給だけで判断しない
生保レディとして成功するためには、初任給の金額だけで入社する企業を判断するのではなく、以下の点を総合的に考慮することが大切です。
- 長期的な収入の安定性
- 職場の雰囲気や人間関係
- 自己成長の機会
- ワークライフバランス
- 福利厚生の充実度
長期で見て、自分が契約を取り続けられる職場なのかどうかを慎重に見極めることが、生保レディとしての成功への近道となります。
生保レディの仕事は、確かに大変です。でも、コツをつかめば本当にやりがいのある仕事になります。私も最初は苦労しましたが、今では充実した毎日を送っています。みなさんも諦めずに頑張ってくださいね!
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